2012年3月8日木曜日

2012-03-08::03<<統計学メモ

多段抽出法

例えば今から日本人の髪の長さの調査を行う場合、費用などの理由から全国へ調査展開を行うのが困難な場合、

例えば自分の住んでいる市町村の中から抽出して代理にすることが出来たりする。

 

ところで、一都市からの抽出ならともかく、わが国の総人口から3,000人をクジ引きみたいにして選びなさいというのは、いかにも無理難題と思われるのだが、なんと、それを可能にするのが、表題の多段抽出法なのである。このケースを例にとって工夫してみたのが次の3段抽出法である(図参照)。

  • 第1段…全国から30市区町村を無作為抽出する
  • 第2段…抽出された市区町村から平均5地点(町丁など)を無作為抽出する
  • 第3段…抽出された地点から平均20人を無作為抽出する

これで30×5×20=3,000人がまちがいなく選ばれた。各段階の抽出は、コンピュータで乱数を発生させ、あとは名簿(区市町村、町丁、住民票)を用いればそれほど大変な作業ではない。

多段抽出法|インテージのチカラ|インテージ
http://www.intage.co.jp/chikara/01_marketing/02_spec_plan/21/

 

層化抽出法

層化抽出法を使った実例としてアメリカの政治世論調査がある。アメリカ合衆国の市民の多様性を反映するような調査結果を得るため、人種や宗教など様々な少数グループを含むようサンプルが抽出される必要がある。そのため層化抽出法による調査は単純無作為抽出法や系統的抽出法よりも民意を反映していると言われる。

層化抽出法 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%A4%E5%8C%96%E6%8A%BD%E5%87%BA%E6%B3%95

 

層化多段抽出法



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