週末になればいつも草取りに駆り出される身分の俺。
生えている雑草を見ていつも思う「こいつらに価値があれば草取りがどんなに楽しいことか」
で、解析機関Gによって家の畑に生えている雑草を片っ端から調べてみるとあったあった。
スギナ茶
今回はこいつを作ってみたいと思う。
スギナは、可食植物の中ではずば抜けたミネラル含有量らしく、癖もあまりないらしい。
なんせ、そこら中に生えているので材料費は当然タダ。早速やってみよう。
スギナとは?スギナの効果、効能は?
スギナとは、春になると生えてくるツクシの後に生えてくる緑色の栄養茎のこと。鉄やリン、マグネシウム、カルシウムなどのミネラルが多く含まれていて、その中でもカルシウムの含有量はほうれん草の150倍とも言われている。葉緑素の含有量も多いため、自然治癒力の増進も期待されている。スギナには、血糖値を下げる働きがあり、利尿作用、肝炎、腎臓病、膀胱炎、肝臓病などに効果がある。また、外用では、かぶれや止血にも効果を発揮する。
まず、スギナを取ってきて、よく水洗い、水をきる。
水をきったスギナを、クッキングシートで包み込み、電子レンジで加熱して乾燥させる(日干しでも良かったのだが面倒なので)。
これが
こうなる。
ぶっちゃけて言うと、最初に乾燥した際には時間が短すぎて、電子レンジを開けた瞬間
「これ無理」てな匂いが充満していたが、十分に(言葉通り10分ほど)加熱し、十分に乾燥すると臭みがとれてくる。
日本茶のような良い香りがしてくる。
乾燥したスギナを粉末状にする。
そして火にかける。お茶を作ると言うよりは、漢方薬を作る感覚(作ったことがないからわからないが)で、水から煮出す。
かなりぁゃιぃ感じになってきた。
十分煮詰めたなと思ったら火を止め、コーヒーフィルターで濾す。
こんな感じになった。
実際に飲んでみた
まずは香りを・・・
う~ん、合格。日本茶とは少し違うが、不快な匂いでもないし、むしろほとんど日本茶のような匂い
では肝心の味のほうは・・・・
くっそマズイ
ありえないぐらいマズイ。
何だろう、苦いとか渋いとかならまだ許せる、
何かとても不安になる味
しかし、この感じのものは経験あるんだよなと、しばらく思慮を巡らせているとぱっと思い浮かんだのがコレ
これだ、まさにこれ。
大阪梅田の地下街あたりで無料配布していたのを飲んでみて驚いた記憶がある。
ただの水なのに・・・
ただの水なのになんなのこの不味さ!!!
よくよく考えてみれば、スギナはミネラル分豊富→それを乾燥して煎じている→ミネラル分豊富な硬水に!
なるほど!ぶっちゃけ日本茶の匂いのするコントレックスという結論に行き着いた。
まあ、粉末を少し舐めた分では特に不味さも感じず、癖のない粉末だったので、お茶としてではなく粉末(生薬)としては利用できるかもしれない。
常用にはとてもじゃないが向かないだろうこの味は。
スギナ茶を紹介しているHPなどでは、このスギナ茶を常飲しているていう奴がいたが
ひとつ言いたい
コントレックス箱買いとか歌ってるメンヘラ並みに逝かれてやがる。
やはり水は軟水に限る、スギナ茶はたまに飲むに限る(糞不味いが)。
飲んだ後、口直しがしたくて速攻で輸入品のジンジャエールを買いに酒屋に走ったとさ。
しかし、一つ真剣に考察したいのは、あの乾燥途中では非常に雑草の濃い悪臭のようなものが、
十分に乾燥すると日本茶のような良い香りがするのは何故なのだろうか。
こっちの生薬は本当に成功だったのだと
生薬を自作してみた - PNNブログCEOの趣味悠々自適生活
http://pnnceo.blog.fc2.com/blog-entry-71.html
生薬『山茱萸』完成 - PNNブログCEOの趣味悠々自適生活
http://pnnceo.blog.fc2.com/blog-entry-72.html
山茱萸は今でも口に含むとフルーティな香りが広がる。
量は食べられないが、結構良質な乾物だ。
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