千利休:
変わりましたね宗二
山上宗二:
その御言葉が聞きとうございました。
私は他人の好みを辛く評し、自分を高みに置く所がありました。裏を返せば自身がなかったのです。
好みと好みがぶつかり合い、そこから生み出される新しき価値。
なんとも耳が痛い。俺も他人の好みをああこういう質がある、好みと好みがぶつかり合った後に生み出される新しい価値観。
なんとも深い言葉かな。この後山上宗二は秀吉によって処刑されるのが史実で、物語もそう続く。
ただ、原作でもこの部分は秀吉に対する千利休の影響力の低下と、その後の秀吉と利休の関係の急速な冷え込みを見る大事なターニングポイント。
天正18年(1590年)の秀吉の小田原攻めの際には、利休を介して秀吉との面会が叶い、秀吉が再登用しようとしたが、仕えていた北条幻庵に義理立てしたため秀吉の怒りを買い、耳と鼻を削がれた上で打ち首にされた。享年46。
山上宗二 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E4%B8%8A%E5%AE%97%E4%BA%8C
なんというか、頑固なんだなあ、その場だけ適当に嘘をついておだてていれば良いものを
嘘が下手で命まで落としてしまったとは・・・
で、首は千利休に届けられる、当然秀吉に対する自分の影響力がまだあって、当然許されるものと思っていた利休は驚く、そして怒り狂う
これは明らかに原作の勝ち。
ちょっとアニメ版には期待してたんだけど、コレは流石に原作のほうがいい。
家康:
江戸が真の正義の都たれば、世は自ずと我らになびかん
実際に世は徳川になびき、江戸は今でも世界随一の都市になった、と。
この演出は原作にないから感動したなあ、なんというか礎が築かれた「時」と今の発展を見ると、
歴史と言うか脈々と受け継がれるものを実感できて、なんとも言葉に表しにくい感情をいだいてしまう。
ここで登場してきた天海僧正。
この話では江戸の都市計画に風水を取り入れた人物と描写されているが、この人物は中々謎に包まれた人物らしい。
このように、江戸の地が現実的に改造され発展していくにつれ、さらにこの江戸に、一種独特の呪術的風水バリアを作り上げた、謎の人物があります。
武田信玄、豊臣秀吉、徳川では家康、秀忠、家光と三代目にいたるまで長く仕えた、怪僧です。天台宗の高僧で、名を天海僧正といいます。
この天海僧正は、言い伝えによれば、百三十五歳の寿命を全うしたということです。現在の東京の風水を語るに、この人物の存在なくしては出来ないでしょう。
何といっても僧侶ですから、あまり政治の表舞台には立たず、謎に包まれた部分が多いのですが、そのぶん、大きな影響力を振るえたという側面もあるかも知れません。
〈中略〉
とにかく、東京が天海僧正レイアウトによる風水都市である以上、肝心な場所には、天台宗の寺院が建立され、霊的バリアーとして機能しているであろう、と想像されます。
風水都市ものがたり・東京
http://www.kumokiri.net/kouza/ten5.html
天海(てんかい、天文5年(1536年)? - 寛永20年10月2日(1643年11月13日))は、安土桃山時代から江戸時代初期の天台宗の僧。南光坊天海、智楽院とも呼ばれる。大僧正。諡号は慈眼大師。徳川家康の側近として、江戸幕府初期の朝廷政策・宗教政策に深く関与した。
天海 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E6%B5%B7
南海坊天海説という話もあって、コレは光秀が実は生き延びていて、南海=秀吉だというもの。
明智光秀 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%8E%E6%99%BA%E5%85%89%E7%A7%80#.E5.8D.97.E5.85.89.E5.9D.8A.E5.A4.A9.E6.B5.B7.E8.AA.AC
とにかく謎に包まれた人物だというのは確かみたい。
これが六本木の由来だって言いたいんだろうけどねえ
へうげものは史実であるものもありながら、とんでもない嘘を書くこともあるし・・・
少なくとも古田重然のWikiには乗ってないし六本木のWikiにもないし、フィクションなんだろうなコレはw
古田重然 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E7%94%B0%E9%87%8D%E7%84%B6
六本木 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AD%E6%9C%AC%E6%9C%A8#.E5.9C.B0.E5.90.8D.E3.81.AE.E7.94.B1.E6.9D.A5
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