4.基準値と偏差値
1.基準化と基準値
同じ点数でも偏差値が違う?
→ 同じ点数でも点数の価値が異なるから
→ 例えば平均からの離れ具合が異なるとか
では、平均が同じで、同じ点数でも偏差値が異なる
→ 標準偏差が異なる
→ 標準偏差が小さいほどデータの散らばり具合が小さいわけだから・・・
標準偏差が小さいほど1点に重みがあると言える
以上、しかし点数を比較するのはめんどくさい
→ 基準化(標準化)
基準値 = ((個々のデータ) - (平均)) / 標準偏差
2.基準値の特徴
基準化で出した基準値には以下の特徴がある
1.満点が何点の変数であろうとも、その基準値の平均は必ず0,標準偏差は必ず1
→ 100点満点のテストでも、200マン電のテストでも比較できる
2.どのような単位の変数であろうとも、その基準値の平均は必ず0、標準偏差は必ず1
→ 打率とホームラン数など、単位の違うものでも比較できる
基準値が大きいほど点数に価値がある事になる。
3.偏差値
偏差値 = 基準値*10+50
1.満点が何点の変数であとろうとも、その偏差値の平均は必ず50、標準偏差は必ず10である
2.どのような単位の変数であろうとも、その偏差値の平均は必ず50、標準偏差は必ず10である
4.偏差値の解釈
偏差値 = 基準値*10+50 = (個々のデータ-平均)/標準偏差 * 10 + 50
平均と標準偏差が一致していない限り、二つの偏差値は比較できない
偏差値を求める際の平均と標準偏差のでtどことが異なると単純には比較できない
◆ まとめ ◆
・基準化は、平均からの離れ具合やデータの散らばりの程度を元に、データの価値を検討しやすくなるデータ変数である。
・基準化を行えば
・満点が異なる変数の比較
・単位が異なる変数の比較
が可能になる。
・基準化されたデータは基準値と呼ばれる
・偏差値は、基準値を応用したおものである
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