2011年9月15日木曜日

迷惑メールの発信元の隠れ蓑を特定してみた。

まず経緯を書く。

 

大学で教授が連絡先が必要だと言ってメールアドレスや連絡先を記入するように言ってくる(少人数制の授業ではたまにある)。

んで、個人情報保護の観点の全くない馬鹿なマカー教授がアドレスを流出させる。

迷惑メールが大量に届く。

普段から親ぐらいしか連絡しない俺は、アドレス帳に登録しているところ以外から来たメールを迷惑メールとして分別するように設定しているので、実害は全くない。

逆に、面白そうな文章を見つけては話しのネタにする。

 

てなことで、発信元の隠れ蓑(もしかしたら本物なのかもね(笑))を特定してみた。

 

来た迷惑メールは以下のとおり。
>突然のご連絡失礼致します。
>○○○研究所の菅原と申します。
>
>表題の件ですが、近年種無し男性が増えており、このままでは日本の将来に不安が募る一方です。
>これに先駆けまして、日本政府からの援助金を元手に、研究を続けてきました。
>ようやく研究の成果も実り、残すは最終段階の臨床実験だけになりました。
>
>臨床実験と言いましても体に害は全くありません。
>薬を飲むことも御座いません。
>
>精子を採取させて頂きたいのです。
>
>もし御協力頂けるのなら、微々たるものですが、金五萬円を謝礼としてお支払いします。
>
>こちらが当研究所の応募ページとなります。
>詳しい内容など、記載されてるので、ぜひ御覧になってください。
>⇒アドレスが書かれているが、迷惑メールの目的を達成させないために削除
>
>将来の日本の為に御協力お願いします。
>
>----○○○研究所----

 

さて、特定開始だ。

 

まずアドレスから管理者情報を引き出す。

こちらのIPを控えられないようAguseを利用。

 

敵のサイトのスクリーンショット、管理者情報などを取得。

 

非常に下劣な内容のHP。

こんなのに騙される奴がいるのか?

 

サーバはフィリピン。登録住所も丸見え。

 

とりあえず、住所で検索をかけてみる。

 

ビンゴ

 

住所、ビルなどの情報から会社サイト特定。

まさに隠れ蓑、ネット会社のくせにトップ画像には教育現場の画像。

 

この会社のドメインでGoogle検索をかけると、迷惑メールリストが上位にヒット。

まあ、ちょっとした探偵ごっこでした。





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